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日本法制史学会新书推荐
发布部门:法史网     发布时间:2018-01-22

北康宏著『日本古代君主制成立史の研究』(塙書房、650頁、2017年2月28日、本体12,000円+税)
   日本法制史の世界では古代の研究は少なからず特有の世界を形作ってしまっている。それは、律・令・格・式などの素材が豊かで、国学の伝統のうえに公法的な研究を進めるだけでも課題が山積みであったからであろう。その結果、裁判制度などの研究を除けば、中世以降の法制史的研究との断絶がいまだに埋められていないように思われる。本書は、そうした状況を意識しつつ、広い視野から日本の国制の特質に目を向けている。なかでも、中田 薫の祖名相続論をふまえつつ、日本古代の氏や家の特質について多様な素材を用いて切り込んでいる点は興味深い。さらに、終章では、中世における家や国制との連続性を模索しつつ、近代の家族国家論が誕生する淵源についても言及しており、たいへん示唆的である。古代を中心とする実証的な研究からなるが、中田の人物史研究を長年にわたって進めておられる著者だけに、法制史的な大局観と私法的関心が全体に通底しており、魅力的な叙述になっている。また、法制史・国家史のみならず、思想史学・美術史・考古学に及ぶ素材を積極的に取り上げており、学ぶべきことが多い。
  (情報提供者:いわたまゆこ:2018-01-17)